おいしいごはんを食べようね

二次元も三次元も好きなおたく

共感はいらないから自由にさせてほしい

私はまだ19歳(今年20歳)だけど、実家に帰ってくると家族――特に母親がやたら結婚の話をしてくる…ような気がする。

 

「お義姉さんは19歳の時にはもう息子(私にとってのいとこ)産んでたんだよ」

「お母さんたちは25歳で結婚したからあんたもあと5年だね」

「中学の部活でお世話になってた2つ上の○○ちゃんが男の子産んだって」

 

などなど

 

元々若い人の結婚出産が早いちょっと閉鎖的な地域だから「あ~そっか、先輩たちが結婚して子育てする年なんだ~。もうそろそろ私たちの学年でも結婚する人出てくるかな~」くらいのテンションで聞いてたけど、自分の結婚に目を向けられるとどうも居心地が悪くなる。

 

 

家族や親族、地元の友達には一切カミングアウトしていないけれど私はパンセクシャル(全性愛)だ。

好きになる人が男性とは限らない。

女の子を好きになることもあるし、Xジェンダーの人を好きになることもあった。一番最近付き合った人はMtFの方だった(性格が合わなすぎて1週間で別れたけど)。

 

だから結婚の話をされるといつも「私は男性の中から好きな人を探したほうがいいのかなぁ」といつも思う。私は男性も恋愛対象だし、ストレート(異性愛者)の男性とご縁を結ぶことはたぶん、頑張れば不可能ではないと思う。

 

でもそれは私の気持ち的にはとても息苦しい。

 

例えるならば「貴方は東北に住んでる人と付き合うんでしょ?」と言われているような感じ。

「え?なんで?」って思います…よね?別に相手の人が関東でも近畿でも九州でも北海道でもいいじゃん、なんで東北って決めつけちゃうの?みたいな。

親に「どんな彼氏連れてくるのかなぁ」と言われるたびに私は「いやいや、なんで男限定なの?彼女かもしれないし、TSの人かもしれないじゃん…」って思う。思うだけ、言えない。

もちろん今の日本じゃ同性婚が出来ないので相手の戸籍が男か女かっていうのはものすごく大きな差だけど、結婚できないから女の人とは付き合いません!とは思えない。

 

そういうこともあって当たり前のように男性と結婚するような旨の話をされるとどうしても反発したくなってしまうけれど、私は親にカミングアウトできないと思う。

 

父が酔って機嫌が良かった日、親族の話から結婚の話になったので今だと思い「もし私が彼女連れて来たらどうする?w」と言ってみた。ここで「それはそれで仕方ないなぁ」みたいな返事が来たら追々カミングアウトしてもいいかななんて思って。

でも父は「彼女だけはやめてくれ。結婚できないから」とにこにこ笑って言った。

あー、無理だなって思った。その後の話はあんまり覚えてないけど、家族に言うのは当分無理だなと思った。

母にもそれとなく「私が女の子と付き合ったら…」なんて話をしたことがあったけど、その時も「それは想像の話でしょ?」と返された。だからやっぱりどう考えても無理だと思う。

 

理解がないとか以前に、自分の子どもがセクシャルマイノリティだなんて考えも無いんだと思う。だって親戚にも知り合いにもいないもんね、身近な問題じゃないんだもんね。

娘だもん、いつか彼氏を連れてくるよね。それが普通だし。

 

 

でも私は普通じゃなくて、結婚も子育ても出来なくても好きな人と一緒になりたい。

相手が男性だったら結婚できる!ラッキー!法的に有利!とは思うけど。

そういうのは現実を見てない夢見がちな考えなんだろうか。

男性も恋愛対象ならば、家族にカミングアウトする気が無いのならば、嫌でも男性と結婚して”普通の家庭”を作らなきゃいけないんだろうか。

 

 

好きな人がいない今考えても仕方ないね。